|
【高齢化の現状と将来像】
5人に1人が高齢者という社会
○ 我が国の総人口は、平成20(2008)年10月1日現在、1億2,769万人で、前年(1億2,777万人:19年10月1日現在推計人口)に比べて約8万人の減少となった。65歳以上の高齢者人口は、過去最高の2,822万人(前年2,746万人)となり、総人口に占める割合(高齢化率)も22.1%(前年21.5%)となり、22%を超える結果となった。
○ また、高齢者人口のうち、「65〜74歳人口」(前期高齢者)は1,500万人(男性706万人、女性794万人、性比88.9)で総人口に占める割合は11.7%、「75歳以上人口」(後期高齢者)は1,322万人(男性499万人、女性823万人、性比60.6)で、総人口に占める割合は10.4%となり、初めて10%を超えた。
2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上
○ 総人口が減少するなかで高齢者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、平成25(2013)年には高齢化率が25.2%で4人に1人となり、47(2035)年に33.7%で3人に1人となる。54(2042)年以降は高齢者人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、67(2055)年には40.5%に達して、国民の2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計されている。総人口に占める75歳以上人口の割合も上昇を続け、いわゆる「団塊ジュニア」(昭和46(1971)〜49(1974)年に生まれた者)が75歳以上となった後に、67(2055)年には26.5%となり、4人に1人が75歳以上の高齢者となると推計されている
年少人口、出生数とも現在の半分以下に、生産年齢人口は4,595万人に
○ 年少人口(0〜14歳)は平成51(2039)年に1,000万人を割り、67(2055)年には752万人と、現在の半分以下になると推計されている。
出生数の減少は、生産年齢人口(15〜64歳)にまで影響を及ぼし、平成24(2012)年に8,000万人を割り、67(2055)年には4,595万人となると推計されている。
現役世代1.3人で1人の高齢者を支える社会の到来
○ 65歳以上の高齢人口と15〜64歳の生産年齢人口の比率をみてみると、昭和35(1960)年には1人の高齢人口に対して11.2人の生産年齢人口がいたのに対して、平成17(2005)年には高齢者1人に対して現役世代3.3人になっている。今後、高齢化率は上昇を続け、現役世代の割合は低下し、67(2055)年には、1人の高齢人口に対して1.3人の生産年齢人口という比率になる。
仮に15〜69歳を支え手とし、70歳以上を高齢人口として計算してみても、70歳以上の高齢人口1人に対して生産年齢人口1.7人という比率となる。
男性83.67歳、女性90.34歳まで生きられる
○ 平均寿命は、平成19(2007)年現在、男性79.19年、女性85.99年であるが、今後、男女とも引き続き延びて、67(2055)年には、男性83.67年、女性90.34年となり、女性の平均寿命は90年を超えると見込まれている。
【高齢化の国際的動向】
我が国は世界のどの国も経験したことのない高齢社会となる
○ 先進諸国の高齢化率を比較してみると、我
が国は1980年代までは下位、90年代にはほぼ中位であったが、21世紀初頭には最も高い水準となり、世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢社会になると見込まれている
■高齢化率


【働く】
就業している者の割合
−上昇の兆しが見らる60歳代の就業率−
○ まず、男性の就業率について見ると、各世代とも50歳代までは90%前後の水準を維持しているが、60歳を境として急激に低下する。
その中で、60〜64歳については、昭和19年〜23年生まれの世代が、その前の世代より7.8ポイント、65〜69歳については、昭和14〜18年生まれの世代が、その前の世代より3.4ポイント高い就業率を記録した。これには、定年の延長や再雇用などを利用して60歳を過ぎても働く者が増えたことが影響していると考えられる。
一方、女性の就業率について見ると、ほとんどの年齢層で後に生まれた世代ほど就業率は高い。60〜64歳時点で比較すると、昭和19〜23年生まれの世代は、昭和4〜8年生まれの世代よりも3.2ポイント上昇するなど、女性の就業率は高年齢層においても上昇しており、今後もその傾向は続くのではないかと考えられる。

【雇用者比率】
−男女ともに上昇する雇用者比率−
○ 男性の雇用者比率について見ると、世代を追うごとに上昇しており、特に、昭和16年〜20年生まれまでの世代で上昇幅が大きいが、その後、上昇幅は徐々に小さくなっていることがわかる。

Name avantistaff : 09:35
|