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中途採用の実績は昨年より減少//労働経済動向調査(平成20年11月) 2008年12月15日

労働経済動向調査(平成20年11月)結果の概況がでました。
長く不足感の強かった雇用環境ですが、ここに来て少し様子が変わってきています。

1生産・売上額等、所定外労働時間、雇用

(1)生産・売上額等《製造業、卸売・小売業、サービス業の実績見込でマイナス幅拡大》
生産・売上額等判断D.I.(20年7〜9月期実績)は、製造業ではマイナス21ポイント、卸売・小売業でマイナス2ポイント、サービス業でマイナス9ポイントとなった。先行きは、20年10〜12月期実績見込では、製造業ではマイナス28ポイント、卸売・小売業でマイナス20ポイント、サービス業でマイナス14ポイントとなっている。21年1〜3月期見込は製造業でマイナス14ポイント、卸売・小売業でマイナス10ポイント、サービス業でマイナス11ポイントとなっている。


(2)所定外労働時間《製造業、卸売・小売業、サービス業の実績見込でマイナス幅拡大》
所定外労働時間判断D.I.(20年7〜9月期実績)は、製造業ではマイナス14ポイント、卸売・小売業で1ポイント、サービス業でマイナス7ポイントとなった。先行きは、20年10〜12月期実績見込では、製造業ではマイナス26ポイント、卸売・小売業でマイナス14ポイント、サービス業でマイナス5ポイントとなっている。21年1〜3月期見込は製造業でマイナス16ポイント、卸売・小売業でマイナス8ポイント、サービス業でマイナス6ポイントとなっている。

(3)正社員等雇用《卸売・小売業でマイナス、製造業とサービス業でほぼ横ばいの実績見込》
正社員等雇用判断D.I.(20年7〜9月期実績)は、製造業では0ポイントとなり、卸売・小売業ではマイナス6ポイント、サービス業でマイナス3ポイントとなった。先行きは、20年10〜12月期実績見込では、製造業では1ポイント、卸売・小売業でマイナス2ポイント、サービス業で0ポイントとなっている。21年1〜3月期見込は製造業で2ポイント、卸売・小売業で2ポイント、サービス業で3ポイントとなっている。

(4)パートタイム雇用《製造業とサービス業の実績見込でマイナス》
パートタイム雇用判断D.I.(20年7〜9月期実績)は、製造業ではマイナス2ポイント、卸売・小売業でマイナス2ポイント、サービス業でマイナス5ポイントとなった。先行きは、20年10〜12月期実績見込では、製造業ではマイナス5ポイント、卸売・小売業で1ポイント、サービス業でマイナス3ポイントとなっている。21年1〜3月期見込は製造業でマイナス3ポイント、卸売・小売業でマイナス3ポイント、サービス業でマイナス1ポイントとなっている。

2労働者の過不足状況

(1)正社員等労働者《不足感続くが、不足超過幅は縮小》
20年11月1日現在の正社員等労働者過不足判断D.I.により、雇用過不足感の動向をみると、調査産業計で13ポイントとなり、不足超過幅は前期(18ポイント)よりも縮小している。

産業別にみると、建設業と飲食店,宿泊業を除いた産業で不足超過幅が前期より縮小しているが、特に金融・保険業、製造業で不足超過幅の縮小が大きい。

(2)パートタイム労働者《不足感続くが、不足超過幅は縮小》
20年11月1日現在のパートタイム労働者過不足判断D.I.により、雇用過不足感の動向をみると、調査産業計で14ポイントとなり、不足超過幅は前期(18ポイント)よりも縮小している。

産業別にみると、運輸業と製造業で不足超過幅が前期より縮小し、特に製造業で不足超過幅が0ポイントとなり、また、建設業で過剰超過となった。

3雇用調整

(1)実施割合
雇用調整を実施した事業所の割合(20年7〜9月期実績)は、調査産業計で16%と前期(14%)と比べるとやや上昇している

(2)実施方法
雇用調整の実施方法は、調査産業計では残業規制(8%)の割合が高く、次いで配置転換(4%)となっている(表8)。

4中途採用《減少している》

「中途採用あり」とした事業所(20年7〜9月期実績)は、調査産業計で55%と前年同期(19年7〜9月期実績)と比べると減少している。

産業別にみると、サービス業を除くすべての産業で前年同期より減少しており、特に情報通信業、運輸業での減少幅が大きい。

5事業の見直しと雇用面での対応

(1)事業の見直し実施状況
過去1年間に事業の見直し(拡大・縮小・合理化等)を「実施した」とする事業所は、調査産業計で18%と前年(21%)と比べると減少している。

産業別にみると、特に運輸業、金融・保険業、不動産業で減少している。

また、今後1年間に事業の見直しを「実施する予定」の事業所は、調査産業計で15%と前年(19%)と比べると減少している。

(2)事業の見直し方法
過去1年間に実施した事業の見直し方法(複数回答)は、調査産業計で「製品・サービスの生産・提供システムの見直し」(4%)、「不採算事業部門の縮小」(4%)の割合が高くなっている。

また、今後1年間に実施する予定の事業の見直し方法(複数回答)は、調査産業計で「製品・サービスの高付加価値化」(4%)、「製品・サービスの生産・提供システムの見直し」(4%)の割合が高くなっている。

(3)事業の見直しに伴う雇用面での対応方法
過去1年間に実施した事業の見直しに伴う雇用面での対応方法(複数回答)は、調査産業計で「配置転換」(6%)、「中途採用の実施・拡大」(5%)、「教育訓練の充実・拡大等、社内人材の育成」(4%)の割合が高くなっている。

また、今後1年間に実施予定の事業の見直しに伴う雇用面での対応方法(複数回答)は、調査産業計で「配置転換」(5%)、「中途採用の実施・拡大」(4%)、「教育訓練の充実・拡大等、社内人材の育成」(4%)の割合が高くなっている。

Name avantistaff : 2008年12月15日 11:39


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