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景気後退が前回比23.4ポイント増(経済同友会調査) 2008年9月29日

景気後退が懸念されていますが、経済同友会が行った調査にもその動きがあらわれているようです。これは日本長期信用銀行が経営破綻した1998年10月調査(96.7%)以来の水準でもあります。

2008年9月(第86回)景気定点観測アンケート調査結果

?.景気判断

(1)景気の現状について

「後退している」(31.5%)が前回比23.4ポイント増となった一方、「横ばい状態が続いている」が前
回比35.0ポイント減と大幅に低下した。

「緩やかに後退している」「後退している」の合計は95.9%となり、日本長期信用銀行が破綻した1998
年10月の調査(96.7%)以来の水準となった。また、同友会景気判断指数(※)は−62.75となり、ITバブ
ル崩壊後の2001年12月調査(−73.5)以来の水準となった。

(2)今後の見通しについて

「緩やかに後退する」(54.8%)が最も多く、「後退している」(33.8%)が続いた。また、「緩やか
に後退する」「後退している」の合計は88.6%となり、現状判断と同様の結果となった。理由としては、
「個人消費の減少」が最も多かった。

?.企業業績、設備投資等

(1)売上高および経常利益

7-9月期につき、製造業・非製造業とも前回予想に比べ、減益見通しが増加した。

(2)設備投資計画

製造業・非製造業ともに、前回調査に比べ、減額見通しが増加した。

(3)雇用状況

「不足している」が減少(27.5%⇒22.4%)し、「適正である」が増加(59.6%⇒64.5%)した。

?.トピックス

■成長率の見通し

日本経済の2008年度の成長見通しの平均値は0.76%となり、6月調査時に比べて0.46ポイント低下した。また、2009年度の見通しは平均値1.02%となった。

■景気後退局面について

今回の景気後退局面からの回復時期について、「2009年7-12月」(46.8%)が最も多く、「2010年1-6月
期」(24.3%)が続いた。また、持ち直しのきっかけは「米国の景気回復」が最も多く、次いで「一次産
品価格(原油・穀物等)の安定」「国際金融市場の安定化」が多く見られた。

■米国経済の見通し

米国経済の成長見通しの平均値は2008年1.39%、2009年1.44%となった。また、景気後退局面からの回復時期については「2009年7-12月」(45.8%)が最も多く、「2010年1-6月期」(25.5%)が続いた。

■マニフェストに記載すべき政策課題

次回衆議院議員選挙に向けて、各党が政策論議を深め、マニフェストに記載すべき政策課題について、
「税制改革(歳入改革)」(71.2%)が最も多く、「年金制度改革」(56.6%)、「歳出削減」(46.2%)などがこれに続いた。

(※)同友会景気判断指数:アンケート?.1への回答について、「拡大している」を1、「緩やかに拡大している」を0.5、「横ばい状態が続いている」を0、「緩やかに後退している」を−0.5、「後退している」を−1として、それぞれの答えの比率を積算し、合計したもの(「その他」は考慮せず)

<詳細は下記にて>
http://www.doyukai.or.jp/bizactivity/articles/2008/pdf/080917.pdf

調査期間:2008年9月5日〜9月12日
調査対象:2008年度(社)経済同友会幹事、経済情勢・政策委員会委員、その他委員会登録の
経営トップマネジメント(558名)および各地経済同友会代表幹事(78名) 計636名
集計回答数:220名(回答率=34.6%)〔製造業66名、非製造業154名〕
〔(社)経済同友会会員170名、各地経済同友会代表幹事50名〕
*本調査は年4回(3月、6月、9月、12月)実施
2008年9月17日
2008年9月(第86回)景気定点観測アンケート調査結果

Name avantistaff : 2008年9月29日 08:24


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